体感したことを整理・分析・法則化するブログ

関西在住の高田純次系リーマンが、しがない日常を整理・分析・法則化するブログです。

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兵庫県議会に挑戦する伊丹の中田慎也(なかたしんや)という候補者について

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今度の統一地方選で、

兵庫県議会に伊丹選挙区から挑戦する

中田慎也(なかたしんや)という友人がいる。

学生時代からの知り合いなので、

かれこれ10年近い付き合いになる。


とは言っても、

親密になったのは、

4年前の一時期だけだ。


4年前の年明けに、

共通の友人を通じて、

「中田慎也が伊丹市議会議員選挙に挑戦するらしい」

と聞いた僕は、

4月のある日の早朝、冷やかしの気持ち半分でJR伊丹駅に降り立った。


そして、ショックを受けた。


そこには、たった一人で、

出勤途中の早足のビジネスパーソンに、

引きつった笑顔で、

胡散臭い笑顔で、

けれど、それを打ち消すような必死の姿勢で、

自らの想いを込めたチラシを配っている姿があった。


その姿に衝撃を受けた僕は、

ほんの1週間だけ彼の選挙を手伝うことにした。

とは言っても、朝と夜に一緒にチラシを配るだけだったけど。


当時、彼は街頭演説で、自らを「泡沫候補」と呼んだ。

けれど、その表現とは裏腹に、

彼の伊丹という街への想いを語る言葉は、

他市の住民である僕の心を十分すぎるほど揺さぶるものだった。


そして、彼は伊丹市議会議員選挙史上、最多得票で当選したらしい。

らしい、というのは、僕はそもそも選挙にそんなに詳しくない。

ましてや他市のことであるから、分かりようがない。

けれど、彼ならきっと大丈夫だろう、と思った。

そして僕は当確を待たずに寝てしまった。



彼とは学生時代、そんなに深い付き合いをしなかった。

ほんの1回か2回、呑みにいったくらいの関係だ。

けれど、自らの使命とか志に、とても純粋で忠実な人間だ、

という印象は今でも強く残っている。


彼が市議会議員になってからは、

多忙だから、と思い、

こちらから連絡することもなくなった。

というか、もともとそんなに親密じゃなかったから、

元の関係に戻ったとも言える。


付き合いといえば、

共通の友人を通じて、

一緒にフットサルをするくらいだ。


そんな関係も、ともに家族が増え、多忙になるにつれ、

SNS上で彼の活躍を知るだけになっていった。



そんなある日、

彼が県議会に挑戦するという話を、

共通の友人を通じて小耳に挟んだ。

曰く、

「市議会議員としての限界を感じたから」

らしい。

しかも、県議会議員選挙という、

組織票がモノをいう選挙に政党に属さずに挑戦するという。

組織のために自らの信念を曲げないのは、

とても彼らしいと思ったが、

あまりにも無謀だと思った。



家族はどうするんだ?

娘さんはふたりともまだ小さいじゃないか?

兼業議員じゃなく、落選したらタダの人なのに、

ダメだったら生活はどうするんだ?

ただでさえ、チラシの全戸配布とかを、

議会毎にしていて、十分な貯蓄もないんじゃなかったのか?


小さな子を持つ同じ親として、

止めようかとも思ったが、すぐに無駄だと気付いた。

彼は昔からそういう奴だ。

自らを省みず、世のため人のために頑張れる人間なのだ。

再び市議選に出れば、確実に当選するだろうに、

あえてその道を選ばない。

本当に彼らしい決断だ。


そして、彼は県政に挑戦すると公言した。

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けれど、いろいろ調べれば調べるほど、

彼の選挙が苦しいものであることがわかった。

現職の自民候補の再出馬、

新人だけど組織票が強い公明候補、

同じく現職かつ組織票の民主候補、

で3つの議席は占められ、

無所属の彼が入り込む余地はないように感じた。


そんななかで迎えた3月3日の事務所開きの日、

SNSで、ちょっと信じられないものを見た。

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いち無所属候補者の事務所開きに、現職市長がマイクを握っている。

そして、
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現職の自民党候補が同じ選挙区から出馬するにも関わらず、

自由民主党の名前が見える。


いろいろな事情はあるのかもしれないけど、

たぶん、これが彼の4年間の行動の結果なんだろうな、

と思った。


二元代表制の市長と議員という壁を超えた信頼関係。

党派を超えた今後の彼に対する期待。

彼は、彼らしい方法で、周りの人の信頼と期待を背負うまでになったんだな、

と思うと、少し微笑ましかった。


僕は、たぶんほんの少しだけ普通の人より政治に近いところにいる。

伊丹だけじゃなく、西宮、枚方宮津、そしてたぶんもうすぐ高槻に、

なにより地元大阪に。

政治に携わる友人というか後輩というか、同志というか、先輩というか、

どう表現していいのかわからないけど、

思想信条を抜きにして、人として信頼出来るひとたちがいる。

そして、いずれの人たちも、

社会に対して、政治に対して、驚くほど純粋だ。


マスコミは政治家の悪い面しか報じないけど、

たしかに、そういう政治家もいるのかもしれないけど、

彼らの活動を生で見てきた僕は思う。

昔みたいに一緒にビラを配ったり、ポスティングはできないけれど、

「その調子でがんばって」

と。


もうすぐ統一地方選挙

それぞれが厳しく、激しい戦いが続くと思うけど、

どうか身体には気をつけて。


いちしがないサラリーマンより。